黒磯の紹介① 黒磯駅
黒磯のご紹介
黒磯という町をご存知でしょうか?
関東の北の端にある町です。
那須塩原市にあり、市町村合併前の名称の地域を指して呼んでいます。
田舎ですが、ゆったりとした落ち着きのある町です。
今後、少しづつ黒磯についてご紹介します。
黒磯駅は展示物と駅職員の温かいおもてなし
最近、市で行われた駅前開発が完了し、すっきりとした駅前広場になりました。
また、栃木県では二番目に観光客の多い那須町も近くにあります。
(一番は日光市)
駅構内は東北新幹線の高架下にあり、天井が高いのが特徴です。過去には、駅弁販売や立ち食いそばがありましたが、撤退しています。
都内から電車で3時間ほどかかります。
新幹線を使えば1時間半ぐらいです。
駅の1日の利用者数は2200人程度です。黒磯高校の最寄駅なので、朝晩は通勤・通学利用が多く、昼間は観光客が多く利用する駅になっています。
駅構内や電車は古めの設備が多く、いい雰囲気を演出しています。
駅員さんの展示の数々
黒磯駅構内は駅員さん自作の展示が多数あります。
手作りの周辺飲食店の紹介もあります。
ほかにも、この駅限定のご当地?キャラがいます。
それがこちら
なすぱか、くろべい、いそきち
黒磯とお隣の那須町から名前がつけられています。
以前に駅周辺の飲食店を利用すると、限定のグッズがもらえるイベントも行っていました。
観光客の方に利用して欲しかったので、
最初は交換せず、締め切り前で在庫が余っていることを確認し、交換しました。
コロナ禍の不要不急の外出自粛制限の時には塗り絵も配布していました。
他にも7月には七夕シーズンで毎年笹が飾られ、短冊に願いを書くこともできます。
他にも魚を飼っていたりと、駅構内の展示物のレベルでは、上位に入ると個人的に思います。
駅員さんがとても親切
黒磯駅の駅員さんは皆さんフレンドリーの方ばかりです。
電車に忘れ物をした時でも優しく対応をしてくれます。
たまにですが、駅職員のメッセージが掲示されています。
最近では、受験前やコロナでの自粛制限時に展示されていました。
天皇が列車を利用するときの部屋がある
宮内庁が所有する御用邸が那須にあり、天皇一家は夏季の時期に御用邸に訪れています。
その際、天皇一家がお召し列車という特別な列車に乗って東京から黒磯まで利用し、そこから那須の御用邸に車で向かうのですが、電車から車に乗り換え得るまでの間に、休憩をされる場所があります。
現在は新幹線の普及により、天皇一家は新幹線の停車駅である隣の那須塩原駅を利用しており、その役目を終えましたが、部屋はいまだに残っています。
中に入ることはできませんが、木製の扉の先には過去に使用されていた部屋が残っています。
栃木では数少ない直営駅
JRの駅には直営駅と業務請負駅の2種類があり、列車の信号取り扱いがあるなしの違いで、一般利用者には大きな違いはないです。
業務委託駅はJRの子会社であるJR東日本ステーションサービスが担当していますが、直営駅はJR社員が業務をしています。
もしかしたら、この直営駅と業務委託駅の差の影響も少しはあるのかもしれません。
駅前再開発やカフェなどのメディアでの紹介で、注目度が上がっている黒磯ですが、黒磯に訪れた方を暖かくお迎えする玄関口になっています。
ぜひ、黒磯に来た際は電車を使用していなくても、一度立ち寄っていただきたい自慢の駅の紹介でした。